会社名 : COLE HAAN JAPAN
業 種 : 販売業
概 要 : オフィス移転
所在地 : 東京都
規 模 : 773.78㎡ /234.07 坪
完 了 : 2024年
COLE HAAN JAPAN
【 目 的 】 | 移転に伴うブランドCIの存続とコミュニケーション活性化 |
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【 施 策 】 | デザインと働きやすさが共存した《ヒトコトバ》づくり |
【 成 果 】 | 個々のワークスペースの拡充を図り交流しやすいスペースを 多く確保することによりコミュニケーションの促進につながった |
COLE HAAN様は、アメリカの歴史あるシューズブランド。
常に変革やチャレンジを重視する企業文化をもつバイタリティ溢れる企業です。
元々本社があったビルが再開発取り壊しとなったため本社オフィス移転が必要になりました。
移転時に、働く環境を良くしたいという声が従業員の皆様から多く挙がったのですが、ではまず『働く環境を良くする』とはどういうことか?
我々は従業員の方々が抱えているその悩みをひとつひとつ紐解いていくことから始めました。
今足りない場はどんなものか、どんな風に過ごせたら今より快適だと思えるのかなど
細かくヒアリングさせていただく中で、より広いワークスペースが必要であること、
コミュニケーションが実は不足しているといった課題が見えてきたので
また、今回の移転計画では青山のシンボリックなデザインの移転プロジェクトであった為、
ビルレギュレーションの確認からコスト・スケジュール調整など非常に壁が多いプロジェクトでしたが、
オフィスビルのポテンシャルを活かしつつお客様のご要望を最大限満たす結果となりました。
コンセプト:
個々のワークスペースを拡充しつつ、
個室会議室以外にコミュニケーションを促進するリフレッシュエリアやハドルスペースを設け
ハイブリッドワークで増加するWEBミーティングに対応する為,最新型のPhone boothも導入しました。
レセプションやショールームなどの来客エリアについては、ブランドCIの移行期であった為、
クライアントと連携を取り新CIとデザインが融合する様調整を行いました。
デザイン:
移転を機に、環境を良くしたいといった従業員の声を取り入れるのと同時に、インダストリアルデザインを好むトップの想いを反映したオフィス。
遊び心のある店舗の雰囲気を残しつつも、本国ニューヨークのエッセンスをオフィスに取り入れてみてはどうかと提案をしました。
企業の顔となるレセプションは、壁が打ちっぱなしコンクリート、床が黒のモルタルと非常にこだわりある空間に仕上がっています。
また、コンクリートの壁にはこれまでのCOLE HAANの歴史が感じられるような、世界観にマッチしたポスターを設置。
ショールーム部分には、キャットストリート店のペグウォールを活用したディスプレイを再現し、アートとしても完成された壁面となっています。
家具は海外製のものと日本製のものをバランスよく組み合わせ、以前のオフィスより大幅に広い机となっており、
より一層良い環境を求める従業員に寄り添った仕様となっています。
(椅子はデザイン機能面共に申し分ないハーマンミラー、机は使いやすさを追求したコクヨを使用)
歴史ある企業として、本国のマニュアルに忠実でありながら、日本風のデザインや雰囲気に落とし込んだオフィスが完成しました。
Design
店舗のデザインをオフィスにも反映させた空間
エントランスに足を踏み入れた瞬間からCOLE HAANの世界観が広がり
それぞれのスペースにおいて細部に至るまでこだわりを追求。
世界観を追求したインダストリアルな雰囲気のエントランス
まるで店舗に足を踏み入れたかのようなデザイン性溢れるショールーム
ハイパーテーションで区切られ拡張された快適デスク
おもてなしを追求し全てにおいてこだわり抜かれた空間
社内外問わずミッションの共有の場となっている
明るい光が差し込み思い思いの過ごし方が楽しめるリフレッシュルーム